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2021年11月3日にデビューを果たしたBE：FIRST!!
今回はその衝撃のデビュー作『Gifted.』についてお話していきたいと思います。
当時のBESTYみんなに聞いてみたい…！初見にどう思いましたか？って。
プレデビュー曲の『Shining one』からのふり幅がすごくて、初めて見た時はもう…放心状態でした(笑)
「えっ、これがデビュー曲なの！？凄い…」となってたの思い出します。
ざっくりですがデビュー時から華々しいスタートです‼
唯一無二のデビュー曲をイメージしてくださったSKY-HIさんに心から感謝。。
当時から大好きな『Gifted.』今でも大切な曲です。
こんな重みのある、デビュー曲の概念を覆してくれた一曲に拍手を贈りたい。
さっそく本題に入りますね～！
We just gifted～♪
『Gifted.』オリジナルver.は生きている楽曲
■BE：FIRST /Gifted.-Music Video- Officialchannel
当時のデビュー曲では大人な雰囲気の曲でした。
だからこそこの先、年を重ねるごとにこの曲と一緒に成長していく。
まさに「生きている楽曲」なんだと思います。最高にかっこいい‼
サムネイルも気品溢れる雰囲気です。絵画の様にも見えます。
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MVの全体的な雰囲気
まず全体的な雰囲気としては、神聖な空気感があるという印象です。
重たい扉の中から、歩き出していく冒頭部分はここから物語が始まるんだっていう感じがします。
周りの装飾については、白いカーテンに額縁や椅子、石膏？のようなものもありますよね。赤いカーテンも差し色になっています。個人的には美術館が思い浮かびました。
そして今回の真っ白な衣装に裸足というのがキーになっていると思いました。
デビューしたばかりの自分達をまっさらな状態に例えて、そこに赤や青、時に紫ぽいライティングで切り替わる部分なんかは今後の自分達の活動で色付いていくという風にも見えます…！
もう一種類の服装はグレーを基調としたスーツ、こちらには赤や黒も入っています。ビーファでこういった衣装は今では珍しいかもしれません。きちっとした正装に近いですね。
デビューの時の衣装はMVの世界観にマッチしていて好きです！特に白衣装は最高です‼
音に合わせた躍動感あるカメラアングルも良いですし、コレオも静かに熱いというか…
内に秘めた力強さが伝わってきます。決して早い動きではないんですが、一つ一つがしっかりと音に乗っている。
ラストのサビ部分、リュウちゃんがセンターでメンバーが別々の方向を向いているコレオが本当に音楽と一体になっていて毎回心が震えるんです。綺麗なのに切なくて痺れます…‼
ソウタがギアを回す様な振りはメンバーが一つになって前に進んでいくという決意にも見える。
ここかっこ良すぎて大好きです…‼
BESTYみんな大好きですよね？(笑) 後半パート最高～♪
このMVを通しても世界観がやっぱり特別な雰囲気があります。
音楽と映像が一つになっていて、圧倒されるんですよね。
BE：FIRSTのMVの中でも特に壮大な一つの作品です。
これがデビュー作品なんだもん…参りました‼(笑)
静かに自分を鼓舞する楽曲と力強い歌声
まず、この楽曲はイントロが最高です！マーチングの様なリズムから始まりオープニング感というのでしょうか、これから始まるぞって気持ちにさせてくれます。
音数がこれまた少ない印象なので、歌声がストレートに響きますね。
正直、こんな難しいデビュー曲あるかな？って思います(笑)
だからこそ、歌い込めばよりかっこ良くなっていく。
『Gifted.』の魅力は後半にかけてのラストスパートの盛り上がりの部分‼大好きなところ…‼
畳みかけるようにフェイクと重なりあってるところは、本当にグッとくるものがあります。感動です。
静かに始まって後半にかけて、盛り上がっていく曲の構成が好きです。後半でも話しますが、オーケストラのように壮大な楽曲だなぁと聴けば聴くほど感じますね。
そして歌声に関して、まず低音のリュウちゃんの歌い出し「記憶に～」から一気にこの世界観の雰囲気に入り込ませてくれる。リュウちゃんの凄いところは、低音も高音の裏声も含めて操れるところ。
自由自在の天才です(笑)
次の「指先触れる度に溶ける命～」のマナトの柔らかく深い歌い方と語尾のいのち～からのフェイクが丁寧なんですよね。マナティーは本当に安心をくれますね。「たとえ何度夢を見たって～」のフレーズもマナティーの声のグルーヴ感が魅力！あと、最後のジュノンとフェイクをする部分が最高に輝いてる気がします…‼
一気に雰囲気が変わり、シュントの「たとえどんな色を見たって そこに君を足していたい～」の声の切なさと最後のフェイク部分もかっこいい‼あとは２番の歌い出し「これで終わりかい？～すべて僕のものにしたい」のフレーズはエッヂボイスが効いてますよね。こんなセクシーな声出せます⁈
レオくんの「どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう？」の強めの歌詞なんだけど、レオくんだから上品に聴こえるんですよね～！レオくんの柔らかな裏声も大好きです。
ビーファは個の声質が強いからこそレオくんのこの声が中和となって、レオくんにしか出せない個性になってる！
お待たせしましたなサビ部分「We just gifted～」のジュノンの声はもうストレートに響きます‼高音がとても綺麗に響いていて、気持ちの良い歌声です！「どこを探したって～あり得ないでしょう？」のしょう？の部分の歌い方が最高にかっこいい！
この曲ではサビの大事な部分を任されているからこそ、ジュノンの高音が活きてますね～！
そしてアニキことリョウキ！リョウキは本当に何人いるんだって思うくらい一曲の中で表情が変わる。
裏声の「見たこともないくらい～」は丁寧で優しいのに、２番のサビ「You already know we just gifted～」の発音！気持ち良いですよね～。強めなのがさすが！
ソウタはパートは少ないけど、ラップ部分でしっかりソウタ色を出してるのが最高～！
「過去を捨て去るんじゃない～今を光らせる My life」の語尾の熱さがグッときます。
あと手が良く動いてるのが個人的に大好きなところです。より、感情込もって伝わるんですよね。
…えっ待って、ビーファって天才が何人いるの(笑)
もちろん全員…！！！
オーケストラver.で感じた成長、これが本当の『Gifted.』
■BE：FIRST /Gifted.-Orchestra ver.-Music Video- Officialchannel
2024年3月11日に公開された『Gifted.-Orchestra ver.-』
いつかオーケストラでアレンジしてくれたら嬉しいなぁと当時から思っていた私には衝撃でした…‼
東日本大震災から13年目の日と11月3日にデビューしているBE：FIRSTは3年目に向かっている。
色んな意味でこの楽曲の尊厳さと想いを受け取った日にもなりました。
直接的な意味は語られていませんが、このMVを見ながら様々な想いを馳せましたね。
神聖になったオーケストラver.での歌唱とパフォーマンス
まず一言「圧巻」でした。。凄く凄く感動したんです。
『Gifted.』はオーケストラver.は合うってBESTYなら思ってる人が大半だったと思います。でもまさか、このタイミングでくるとは思っていなかったので、心の準備が整うまで観れなかったほど(笑)
本物の音楽がそこにあって、まさに「生きている」と感じました。
イントロから始まる迫ってくるようなアレンジの演奏。生演奏ならではの臨場感が伝わってきました。
ヴァイオリンの音が最後に響く中、原曲にもある「BMSG…」のセリフの部分にはここ入るんだ！ってなりましたよ。
何だろう、ただのオーケストラアレンジではないんですよね。
また新しい何か。だって、ダンスも入るなんて思わないですよね？でも、ビーファは踊るんですよね～。
そして全く違和感がないんですよ。それが不思議でした。
でもすぐに答えが解ります。このアレンジでは、全てが一つになってるからです。
楽曲、歌、演奏、ダンスこの全部がこの楽曲の為に一つになってるんですよね。
まさに音楽ファーストな世界観。
ビーファのメンバーもこの世界観に合わせた歌唱になっていて、より丁寧な歌い方になってました。
低音の響きもより深いですし、高音の響きはより綺麗に伸びています。
ジュノンの「We just gifted」の響きは心の琴線に触れる…美しくて力強い。涙
ライブでも最近では歌われていなかっただけに、より成長した彼らの姿にリンクするものがあったと思います。ライティングも赤が入るところや、白い光が後半にかけて差し込む部分は未来を照らしてくれているかのようですね。
衣装のブラックで統一されているのもかっこいいです。
正装であって、より神聖な空間に馴染みます。
ソウタの衣装は少し光沢感があるので例の皆が集まってギアを回すシーンに映えてて最高です！
リュウちゃんの後半の鋭い眼差しは
より曲の世界観を投影してて、表情管理が素晴らしい～！
最後にかけての盛り上がりも、オケの演奏とダンスと歌声の融合が素晴らしいです‼
クレジットの入り方と影になってるシルエットが映画のポスターや劇を彷彿させました。
これから先もこの曲はどんどんと進化していくんだろうなぁ。
また違った表情を見せてくれるのが楽しみです。
この楽曲制作に携わってくださった方々に拍手と感謝を伝えたいです‼
素晴らしい作品をこの時代に届けてくれたことが奇跡だと感じます。
本当にBE：FIRSTのメンバー全員が誇らしいですし、圧倒的な歌声を届けてくれましたよね。
このMVを観てこれが本当の『Gifted.』だと思いました。
生まれ持った才能～歌詞について思うこと
歌詞について触れていきたいのですが、このデビュー曲を贈ったSKY-HIさんの思いに注目したいと考えました。
当時は背伸びした楽曲であり、ファンの間でも驚かれていたこの曲。
デビュー曲らしくないという声も少なからずあったと思います。
そのデビュ―曲らしくないっていう考え自体が固定概念だったのかなぁと…振り返ります。
その原点に『Gifted.』があることによって、今後のBE：FIRSTが第二章に向かっていってもその覚悟が最初からあったんだと証明する形になったと思うんです。
ここまで見据えていたのかと思うと鳥肌ですよね！
歌詞の中に、「たとえ何度夢を見たって いつも僕は僕でいたい」
「どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう？」
この歌詞の部分は、願いでもあり実際に今の状況を考えると言霊にもなってるなと思います。
BE：FIRSTの強みは唯一無二の創造性と個性、歌唱だと思うので、どんな環境でも自分自身の色味を出すことが求められる。このまま新しい景色をどんどん見せて欲しいです。
「We just gifted 見たこともないくらい」
サビの部分のこの歌詞も大好きなフレーズです。まず…率直にかっこ良すぎませんか？
私達は天賦の才能がある…！
この天賦の才能は歌っている本人を指しているだけにも思えますが、実際はそうじゃない気もします。
Weから始まる時点で、その曲を聴いている誰にでも当てはまる歌詞だと受け取っています。
生まれ持つ個性であったり、才能は目新しいものだけじゃないって背中を押される気持ちです。
私にとってこの『Gifted.』は自分を鼓舞したい時や励ましたい時の応援歌にもなっています。
こう、内側から力が湧いてくるような…そんなイメージです‼(笑)
「過去を捨て去るんじゃない 今を光らせるMy life」の部分も好きなフレーズです。
過去から今へと続いている時間は繋がっている。だからどんな痛みも今を光らせるための糧になる…そんな風に感じました。
そして最後に歌っている歌詞の「We all gifted」を繰り返して歌う部分。
「私達はみんな天賦の才能を持っている」というフレーズで終わることの意味は、この曲で感じた力強さにも繋がってくるのかもしれません。
「all」が入ることでこの曲を聴く人達へのメッセージにもなっているのかなぁと感じました！
やっぱり勇気付けられる素敵な歌詞です。
まとめ：正直、もっと多くの人に届いて欲しい名曲!!
『Gifted.』はBE：FIRSTの他の曲とは違う異質さを持っていると思います。
何と言うか重みがあって、気軽に聴く曲というよりかはしっかり聴く音楽だなと感じるからです。
だからこその唯一無二感であり、衝撃のデビュー曲になったんだと思います。
当時はあまり音楽番組でも披露する機会もなかったので、広がるというよりはひっそりと存在しているように見えました。
正直、もっと評価されて欲しい‼多くの人に届いて欲しい
今回のオーケストラアレンジで新しく蘇ったのは嬉しかったです。
今でも『Gifted.』を聴くと心にグッとくるものがあり、涙が出ます。
本当に名曲です。
いつかまたこの曲を大きな舞台で披露する日が来ると信じて…！
大切に聴いていきたいと思います。
ではでは～他の楽曲の感想も書いていく予定なので、またご覧になっていただけたら幸いです。
Bye-Good-Bye！
ありがとうございました～！
We all We all We all gifted～♪
